真菌

□白癬症

カビの一種である白癬菌(犬小胞子菌)が皮膚に寄生したものを白癬症(皮膚糸状菌症)という。
とても多くみられる疾患で感染力が強い。
同居の猫が感染する可能性は大きい。
人間にも容易に感染する。(高齢者、子供は感染しやすい)
タムシ、シラクモ。頭に感染すると脱毛。

耳や顔や体にフケ状のカサブタのある毛の抜けた部分ができて急速に広がる。
円形状に脱毛して次々に広がるため、リングワームともいわれている。
毛の抜けた部分の周囲の毛は折れたり短くなっていて、この部分の毛は簡単に抜ける。
その部分やその周囲の皮膚には細かいフケ状のものがついていて、皮膚は少し赤みを帯びて腫れてみえる。
痒みはあまりない。
成猫よりも子猫の方が皮膚症状の広がり方が早い。
皮膚症状がない部分にも白癬菌は寄生しているので全身の毛を刈ることによって治療の効果は早くなる。
治療を始めて皮膚症状が無くなっても白癬菌は生存しているので、獣医の指示に従って処置を継続しなければならない。根気が必要。
また、白癬菌の胞子は室内などに付着すると1年以上の長期間生存する。

□カンジダ症
口や目の周囲、肛門周辺などにできるジクジクした治りにくい皮膚炎。猫には稀。

閉じる
SEO [PR] 爆速!無料ブログ 無料ホームページ開設 無料ライブ放送